2023Market2

第3四半期に急減速

ในช่วง 2 ไตรมาสแรก ปี 2565 ดูเหมือนตลาดจะฟื้นตัวค่อนข้างดี แต่ในไตรมาส 3 ปี 2565 เราพบการชะลอตัวของตลาดอาคารชุดที่ชัดเจน ดังที่จะเห็นได้ว่า การเปิดตัวโครงการอาคารชุดใหม่ชะลอลงอย่างมาก และยอดขายอาคารชุดก็ชะลอตัวลงอย่างมากเช่นกัน

今年前半はコンドミニアム市場が底打ちし緩やかな回復を始めたように見えたが、第3四半期に入ると明らかな減速となった。新規売出しのプロジェクトが急減し、同時に販売ユニット数も激減したのである

REIC

これは12月14日の現地新聞に載ったREIC(Real Estate Information Center)の記事ですが、今年に入ってコロナ禍も下火となり、上半期は不動産市場がやっと底を打ち、緩やかながらも回復の兆候を見せ始めていたにもかかわらず、第3四半期に入ると予想外に落ち込み、特に販売数についてはこの5年間で最低というところまで激減したそうです。

一方、戸建てやセミデタッチ、タウンハウスなどの土地付物件は引き続き堅調で、結局コンドミニアム市場だけが落ち込んだことになります。

しかし、ある意味コンドミニアム市場がここで減速するのは、来年の供給過剰を防ぐことにもなるので、これはこれでいいのではないかと私は思いますが。

アフォーダブルな物件の売行きが特に低迷

以前、「再び販売低迷、プレビルドの底値買いを待つ」でも書いたのですが、デベロッパーが100万から200万バーツの廉価な価格帯の物件を大量に売り出した結果、これが供給過剰となり始めたようで、今回の第3四半期の調査結果では100万から150万バーツの物件が最も販売が減る結果となりました。

このクラスの物件を買う消費者はいわゆる中低所得層であり、ちょっとした金利の上昇や景気の悪化ですぐに購入を見送る傾向があり、しかも今は銀行の与信基準も厳しく、住宅ローン申請の6割が却下されるという状況なので、無理もないかもしれません。

2023年も不透明要因が多く予測不可能

ところで、ターンセータギットでは専門家たちが来年の不動産市況を予測していますが、観光産業の復活といった明るい面もあるが、主に上の5つがタイの不動産市場にとって今後の懸念要因であり、来年も予断を許さないという結論です。

確かに「マレーシアとベトナムの力強い経済回復、遠く引き離されるタイ」で書いたように、アセアンの中でもタイは経済回復が遅れているし、しかも家計債務の増加を恐れたタイ中央銀行は、今年いっぱいで住宅ローンのLTVの規制緩和を打ち切ることを決めたことから、来年はますます住宅が買いにくくなってきます。

ちなみに、私が常々いっている外国人投資家が狙うべきはダウンタウンやミッドタウンのロケーションがよく、信頼できるデベロッパーが開発した2ベッドルーム、という条件に限れば、やはりキーポイントは3.の外国人投資家、特に中国人投資家がいつ帰ってくるかだと思います。

これが今後のゲームチェンジャーであり、それまでは何もしない方がいいと考えています。